本日は HoloLens2 の技術調査枠です。
HoloLens2でAzure Digital Twinのラーニングパスを試して実施記録を記事にします。
前提条件
前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com
Azureリソースの環境構築
Azure CLI を使って Azure リソースの環境構築を行います。
Azure リソース グループを作成する
PowerShell で az group コマンドを使用してリソースグループを作成します。
Location の設定には特に注意してください。
後で使用される Microsoft.SignalRService/SignalR および Microsoft.DigitalTwins/digitalTwinsInstances に対して有効なリージョンの1つである eastus である必要があります。
az group create --name ${projectname}-rg --location eastus
az group createコマンド
ディレクトリにグループを作成します。
docs.microsoft.com
・--name -nオプション
新しいリソースグループの名前を設定します。
・--location -lオプション
新しいリソースグループの地域(Location)を設定します。
新しく作成されたAzureリソースグループにARMテンプレートをデプロイする
bicep ファイルをリソースグループにデプロイし、出力を ARM_deployment_out.txt という名前のテキストファイルにリダイレクトします。
このファイルは参照用であり、この後の作業では必要ありません。このプロセスが完了するまでに 10 分から 15 分かかる場合があります
az deployment group create -f azuredeploy.bicep -g ${projectname}-rg --parameters projectName=${projectname} userId=${userid} appRegObjectId=${objectid} > ARM_deployment_out.txt
完了すると 13 個のリソースインスタンスが生成されます。
az deployment group createコマンド
リソースグループでデプロイを開始します。
docs.microsoft.com
・--template-file -fオプション
テンプレートファイルまたは Bicep ファイルへのパスを設定します。
・--resource-group -gオプション
デプロイを作成するリソースグループを指定します。 必須パラメータです。
・--parameters -pオプション
配置パラメーターの値を指定します。
Tips
何らかの理由で Azure リソースを再作成する必要がある場合、以前の全てのリソースインスタンスとリソースグループを削除する必要があります。
Azure CLI拡張機能をインストールする
az extension コマンドを使用して、PowerShell に Azure CLI 用の azure-iot 拡張機能をインストールします。
これにより拡張機能がダウンロードおよびインストールされます。
既にインストールされている場合はアラートが表示されます。
az extension add --name azure-iot
主要な構成パラメーターについて Azure デプロイに対してクエリを実行する
az deployment コマンドを使用して、Azure デプロイに対してクエリを実行します。
次のコマンドはコマンドを実行しているのと同じディレクトリの Azure_config_settings.txt という名前のファイルに出力をリダイレクトします。
az deployment group show -n azuredeploy -g ${projectname}-rg --query properties.outputs.importantInfo.value > Azure_config_settings.txt
az deployment group showコマンド
リソースグループでデプロイを表示します。
docs.microsoft.com
・--name -nオプション
デプロイ名を設定します。
・--resource-group -gオプション
リソースグループの名前を設定します。
・--queryオプション
JMESPath クエリ文字列。 詳細と例については、http://jmespath.org/ を参照してください。
リソースグループの接続パラメーターについて Azure デプロイに対してクエリを実行する
az iot コマンドを使用して、後のモジュールで使用するリソースグループの接続文字列パラメーターについて IoT ハブに対してクエリを実行します。
1. 次のコマンドは az iot hub コマンドを使用して、リソースグループの接続文字列を照会しています。
出力をリダイレクトして、コマンドを実行しているのと同じディレクトリの Azure_config_settings.txt ファイルに追記します。
az iot hub connection-string show --resource-group ${projectname}-rg >> Azure_config_settings.txt
2. PowerShell で出力テキストファイルの内容を確認します。
このモジュールで後で使用するためのいくつかの重要な構成パラメーターが表示されます。
get-content Azure_config_settings.txt
az iot hub connection-stringコマンド
IoT Hub 接続文字列を管理します。
docs.microsoft.com
・--resource-group -gオプション
リソース グループの名前を指定します。
記事が長くなったので分けます。
次はアプリの資格情報を設定します。
bluebirdofoz.hatenablog.com