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MRTKの言語認識のキーワードに関する動作を調べる (その1 ランダムなアルファベット)

本日は MRTK の技術調査枠です。
MRTKの言語認識でランダムなアルファベットの単語を入力した際にどのような動作をするか調査したので記事にします。

MRTKの音声認識

MRTK を使って音声認識を利用する詳細な手順は以下の記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com

今回は音声認識の単語にランダムなアルファベットの単語を登録してみた場合の動作を確認しました。

ランダムなアルファベットの単語を登録した場合

以下の通り、3種類の英単語を登録して動作を確認してみました。
・「CAT」という意味のある英単語
・「ABC」という並びに意味がなく発音もできない英単語
・「ABA」という並びに意味はないが単語として発音できる英単語

動作結果

シーンを再生してそれぞれの英単語がどのような発声で認識するかを確認しました。

・「CAT」の場合
「キャット」という発声の場合のみ認識される。

・「ABC」の場合
「エービーシー」というアルファベットを1文字ずつ発声した場合に認識される。

・「ABA」の場合
エバ」という発声の場合のみ認識される。

結果、発音が可能な英字の並びの場合はその発音でコマンドが認識され、発音が不可能な英字の並びの場合はアルファベットを1文字ずつ発声するコマンドとして認識されるようでした。