MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

UnityのGUIからOpenUPMを利用する

本日は Unity の小ネタ枠です。
Unity の GUI から OpenUPM を利用する方法です。

OpenUPM

Unity にインストールするためのパッケージが登録されているレジストリです。
OpenUPM を経由してパッケージをインストールする場合、依存関係が自動で解決されます。
openupm.com

以前は OpenUPM の利用には node.js を経由して openupm-cli のインストールとコマンド実行が必要でした。
以下のバージョン以降の Unity では GUI 操作のみで利用が可能になっています。
・Unity2019.4.12f1以上
・Unity2020.1.8f1以上

今回はこちらの GUI 操作による OpenUPM の利用を試してみます。

利用手順

今回は以下の UniTask のインストールを試してみます。
openupm.com

メニューから[Edit -> ProjectSettings..]を開き、[Package Manager]タブを開きます。

[New Scope Registry]に参照先の URL と Scope を設定して[Save]します。

Name:任意の名前
URL:https://package.openupm.com
Scope:com.cysharp または com.cysharp.unitask などパッケージ名のスコープ

次にメニューから[Window -> PackageManager]を選択して PackageManager ウィンドウを開きます。

[Packages]から[My Registries]を選択します。

指定したスコープ(今回の場合は com.cysharp)配下のパッケージが表示されます。
目的のパッケージを選択して[install]を実行します。

これで OpenUPM からパッケージを取得することができました。

Unable to perform online search エラー

Registry 登録後に Unable to perform online search エラーが発生する場合は以下の手順でサインインを行ってみてください。
bluebirdofoz.hatenablog.com