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HoloLens特化のホロ恋子モデルを作成する その25(脚とHMDのモデリング)

本日はホロ恋子モデル2の作成枠です。
脚とHMDモデリングを行います。
ここまで実施してきた技術を駆使すれば難しい箇所ではありません。
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脚のモデリング

脚はパーツとしては目立たない箇所になるのでなるべくローポリゴン化を重視します。
まずは円柱でざっくりと脚全体の基礎を作ります。
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ループカット(Ctrl+Rキー)で膝と足首の関節の位置を決めます。
脹脛の部分は膨らんだ特徴的なシルエットがでるのでここにもラインを引いています。
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膝関節を作り込みます。
UnityのHumanoidリグを利用する場合、手首と同様に分散された捻りが加わる箇所なのである程度の捻り考慮は必要です。
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脚と胴体を繋ぐ股関節を作成して、脚のモデリングは完了です。
膝関節は自由に稼働する関節なので、アーマチュア設定後に改めてトポロジーの動きを確認して調整します。
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HMDモデリング

最後にHMDモデリングを行います。
今回のホロ恋子モデルはHMDを外した状態をデフォルトとしたいので、HMDに極力ポリゴンを割かないようにします。
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全体の調整

一通りのモデリングが完了したので、全体のトポロジーを改めて確認して調整しました。
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現時点で三角面数は1,996です。試験モデルでもあるので、2,000以下という数字にこだわって削り直しました。
指の関節などをリトポロジーしています。
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これでモデリングのフェーズは完了です。
次はモデルのボーン構造を作成するリギング作業に入ります。
bluebirdofoz.hatenablog.com