Pythonでclassを利用する

本日は Python の小ネタ枠です。
Pythonでclassを利用する方法を記事にします。

Pythonのクラス定義

class キーワードを使って独自のクラスを定義できます。
クラスでは独自の変数を定義できるほか、初期化時の処理やメソッドを定義することができます。

変数のみのクラス

以下のように変数のみを定義したクラスを作成し、構造体のように利用することも可能です。

# 独自のクラスを定義する
class TestClass:
    # 変数の定義
    name    = "Test"
    number  = 0
    message = ""

# インスタンスの作成
testClass = TestClass()

# 変数の確認
print("name:" + testClass.name)

コンストラクタとメソッドの定義

初期化時の処理は __init__ 関数で定義します。
クラス内にメソッドを定義することもできます。

# 独自のクラスを定義する
class TestClass:
    # 変数の定義
    name    = ""
    number  = 0
    message = ""
    # コンストラクタの定義
    def __init__(self, number, message):
        self.name = "Test"
        self.number = number
        self.message = message
    # データ確認用メソッドの定義
    def printdata(self):
        print("name:" + self.name)
        print("number:" + str(self.number))
        print("message:" + self.message)

# インスタンスの作成
testClass = TestClass(1, "Hello")

# 変数の確認
testClass.printdata()