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Unityのスクリプト編集でifdefのターゲットをUWPに切り替える

本日は Unity の小ネタ枠です。
Unity のスクリプト編集で ifdef のターゲットを UWP に切り替える手順を記事にします。
本手順は VisualStudio の利用が前提となります。
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Playerプロジェクトの有効化

スクリプト編集で ifdef のターゲットを UWP に切り替えるには UWP のアセンブリ参照が必要です。
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Build Settings のターゲットプラットフォームを UWP に設定したプロジェクトを開きます。
メニューから[Edit -> Preference]を選択します。
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[ExternalTools]タブを開き、[Player projects]にチェックを入れます。
この状態で[Regenerate project files]を実行します。
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これで指定のプラットフォームのアセンブリ参照が生成されます。
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左上のプロジェクト指定のプルダウンを開き、[Assembly-CSharp.Player]を選択します。
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これで指定プラットフォームの ifdef が有効化されます。
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プラットフォームの固有APIのオートコンプリート機能も利用できるようになるため、プラットフォーム依存のスクリプトを作成する際に役立ちます。
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