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HoloLens2でホロモンアプリを作る その61(「ピース」と言ったりチョキの手を見せるとホロモンがピースサインをする)

本日はアプリ作成枠です。
HoloLens2でホロモンアプリを作る進捗を書き留めていきます。
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今回は「ピース」と言ったりチョキの手を見せるとホロモンがピースサインをするメモです。

音声認識の追加

最初に「ピース」という音声認識を行えるように設定を変更します。
MRTK のコンフィギュレーションに「ピース」の音声コマンドを追加し、F10 キーでデバッグできるように[KeyCode]を割り当てました。
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MRTK で音声認識を設定する手順の詳細は以下のドキュメントを参照ください。
docs.microsoft.com

モーションの追加

次にアニメーションコントローラにピースサインの新規 State を追加します。
モーションにはじゃんけんのチョキポーズを流用しました。
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待機中のロジックコード

後はこれまでと同様に、既存の待機コードに音声認識とポーズアクションを追加するだけです。
ホロモンの待機中の実行スクリプトが以下になります。
・HoloMonModeLogicStandby.cs

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動作確認

シーンを再生して動作を確認します。
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F10キーを押し、「ピース」と音声認識した場合のイベントを発生させます。
ホロモンが待機状態のとき、こちらを見てピースしてくれました。
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後はエディター上でピストルのポーズの手をホロモンに見せます。
こちらもエディター上ではチョキの手と認識され、ホロモンがピースを返してくれます。
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