本日は Unity の小ネタ枠です。
UnityでUIのピボット位置を調整して基準点を中心から左下や右上に変更する方法についてです。
pivot
pivot は UI のピボット(中心)位置を示します。
例えばこのピボット位置を変更することで回転の中心位置を変えることなどができます。
pivot は RectTransform コンポーネントの Inspector ビューから変更することができます。
docs.unity3d.com
pivot X:0.5, Y:0.5
デフォルト値の pivot X:0.5, Y:0.5 が設定されているとき、ピボットは UI の中央になります。
このため、例えばこのときにZ軸回転を与えると UI は中央を軸に回転を行います。
pivot は 0 ~ 1 の間で設定することで UI の左下から右上までの位置を移動できます。
それ以上またはそれ以下の値を設定して UI 外にピボットを設定することもできます。
pivot X:0, Y:0 の場合
pivot X:1, Y:1 の場合
pivot X:-1, Y:-1 の場合
pivot X:2, Y:2 の場合
ピボット位置を変更して左下や右上詰めを0で行う
回転のほか、ピボットを左下や右上に変更して AncoredPosition で左下や右上詰めを行うと、PosX:0, PosY:0 の値でぴったり寄せることができます。
pivot X:0, Y:0 の場合
pivot X:1, Y:1 の場合