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MetaQuestの開発者モードを有効にする

本日はMetaQuestの小ネタ枠です。
2024/08/22現在のMetaQuestの開発者モードを有効にする方法を記事にします。

開発者モード

開発者モードはデバイスでアプリの実行、デバッグ、テストといった開発アクティビティを行うためのモードです。
本モードを有効にするとAndroid Debug Bridge(ADB)を用いた通信が可能になります。
これにより、Meta Quest Developer Hub(MQDH)等のツールと連携してデバイスを管理できるようになります。
developer.oculus.com

前提条件

スマートフォンのMeta HorizonアプリでMetaQuestのセットアップを実施済みである必要があります。

設定方法

セットアップを実施したスマートフォンのMeta Horizonアプリを起動します。
左上のデバイスアイコンをタップします。

Meta Horizonアプリとペアリング済みのデバイスが表示されます。
開発者モードに設定したいデバイスの[ヘッドセットの設定]をタップします。

バイスが表示されない場合はスマートフォンと同一ネットワーク上にデバイスが接続されていることを確認してください。
次にヘッドセットの設定ページが開くので[開発者モード]を選択します。

開発者設定のページが開きます。
ボタンをタップして開発者モードをONにします。

ここで利用アカウントが開発者として登録されていない場合は開発者登録を行う必要があります。
developer.oculus.com

これでMetaQuestの開発者モードを有効にできました。

PC接続時の許可

開発者モードに設定したデバイスをPCと接続する際、以下のADB接続の許可を求めるダイアログが表示されます。
[許可]または[このコンピュータから常に許可]をタップして接続を許可してください。

Tips

筆者環境ではMeta Quest Developer Hub(MQDH)を用いて接続を行う際は[許可]ではなく[このコンピュータから常に許可]を選択する必要がありました。
[許可]で失敗する場合は[このコンピュータから常に許可]を試してみてください。