MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]を試す その47(ボーンの複製とペアレントの作成)

本日は書籍「Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]」の実施枠です。

ボーン作成の続きです。
f:id:bluebirdofoz:20180206082217j:plain
今回は手や揺れ物のボーンを作成していきます。

まず、手首の先から押出で非接続の子ボーンを作成します。
ボーンも複製が可能です。Shift+Dキーで5本のボーンを複製作成します。
f:id:bluebirdofoz:20180206082226j:plain

次に揺れ物ボーンの作成です。体以外に、動く必要がある部分にはボーンを設定しておきます。
本モデルではリボンが揺れ物に当たります。
f:id:bluebirdofoz:20180206082238j:plain

腰の部分のリボンにもボーンを設定しておきます。ここでも前後の紐で複製(Shift+Dキー)を使うと楽です。
f:id:bluebirdofoz:20180206082247j:plain

最後に武器ボーンを設定します。
武器は動く部分がないので、持ち手の部分にボーンを一つ設定します。
編集モードで Shift+A キーで新規ボーンが作成できます。
f:id:bluebirdofoz:20180206082256j:plain

作成したら、武器を右手で持たせるため、右手のボーンと親子関係で接続しておきます。
武器ボーン、右手の手のひらボーンの順に選択し、Ctrl+P キーで「ペアレントを作成」ウィンドウを表示して「オフセットを保持」を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20180206082308j:plain

すると武器ボーンが右手の手のひらボーンの子関係に設定されます。
f:id:bluebirdofoz:20180206082318j:plain
以上でボーンの作成は完了です。次回はモデルとリグを関連付けさせる「スキニング」という工程に入ります。