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Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]を試す その56(ボーンレイヤーの設定)

本日は書籍「Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]」の実施枠です。

全てのボーン設定が完了したので、今回から「モーション付け」に着手します。
歩行モーションの作成を通して、モーションの作り方を学びます。
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今回はその準備として、まずはボーンレイヤの設定を行います。

ボーンレイヤとはその名の通り、ボーンのレイヤ分けです。
3Dビューのレイヤとは異なり、アーマチュア毎に32個のボーンレイヤが与えられています。
アーマチュアを選択し、プロパティウィンドウのオブジェクトデータ画面から確認できます。
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通常、全てのボーンは左上のレイヤで作成されています。
ボーンのレイヤの移動のさせたいときは、編集モード、または、ポーズモードで移動させたいボーンを選択します。
Mキーを押して「ボーンレイヤを変更」メニューを表示して移動させたいレイヤ枠をクリックします。
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複数選択でも実行可能です。

今回は書籍の案内に基づき、フェイシャルリグを2番レイヤ、揺れ物系のツインテールとリボンのボーンを3番レイヤ、手のボーンを4番レイヤに移動しました。
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IKの設定により、最後に動かす必要のない2本の足ボーンとポールターゲットボーンを端の8番レイヤに移動させます。
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これで体を大まかに動かすボーンは1番レイヤのみとなりました。かなり見やすくなりました。
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次回から歩行モーションを作成します。