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Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]を試す その55(顔全体のフェイシャルリグ)

本日は書籍「Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]」の実施枠です。

今回はフェイシャルリグの続きです。
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今回は残った顔全体のフェイシャルリグを作成していきます。

表情を動かすため、眉毛、目の周り、口の周りにフェイシャルリグを設定します。
このとき、ボーンはメッシュ分割数と同じだけの数を用意します。
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後は各ボーンに頂点ウェイトを設定していくだけです。
頭部ボーンでウェイトを塗ってしまっていた箇所はウェイト 0 で初期化しておきます。
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リグの少し周囲までウェイトを設定し、リグを大きく動かしたときに突き抜けなどが発生しないようにします。
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最後に顎と舌のボーンを作成します。
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下唇のボーンについては顎ボーンに追従するように修正してみました。
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この辺りはボーンを動かしてみて、操作しやすい形に修正して良いと思います。

表情を作りながら調整して、フェイシャルリグの設定は完了です。
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