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Blenderでカーブを使って頂点を変形させる(Mira Toolsアドオン)

本日は Blender の技術調査枠です。
Blender の Mira Toolsアドオンの CurveStretch 機能を使い、カーブを使って頂点を変形させてみます。

Mira Tools のインストール

Mira Tools は以下のページから取得します。
blenderartists.org

以下のリンクをクリックして GitHub のページを開きます。
f:id:bluebirdofoz:20181030063359j:plain

GitHub のページを開いたら[Download ZIP]からファイルをダウンロードします。
f:id:bluebirdofoz:20181030063410j:plain

ダウンロードした mifthtools-master.zip を解凍します。
mifthtools-master/blender/addons/mira_tools がアドオンの本体になります。
これを Blender のアドオン用ディレクトリ(blender/X.XX/scripts/addons)にコピーします。
f:id:bluebirdofoz:20181030063419j:plain

次にアドオンを有効化します。
Blender を起動し、[ファイル] -> [ユーザ設定]でユーザ設定ダイアログを開きます。
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[アドオン]タブを開き、Mira Tools で検索すると[Mira Tools]のアドオンが表示されます。
チェックボックスにチェックを入れて「ユーザー設定の保存」をクリックします。
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[編集モード]に切り替え、ツールシェルフのタブに[Mira]が追加されていればインストール完了です。
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CurveStretch の使い方

実際に CurveStretch の使い方を試してみます。
Cube オブジェクトを細分化し、その一辺のカーブを使って変形してみます。
連続する頂点を選択した状態で、ツールシェルフから[CurveStretch]のアイコンをクリックします。
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すると辺の部分が青色になり、幾つかの制御点が表示されます。
制御点の数はツールシェルフに設定されている数値と同じになります。
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制御点を動かすと、その点を結ぶカーブ上に各頂点が移動します。
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制御点の移動には軸固定が使えません。
視点を基準に頂点が移動するので、移動軸を制限したい場合は平行投影(テンキー[5])と軸視点(テンキー[1],[3],[7])などを使うと良いです。
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モデリングで綺麗な曲線を描きたい時に利用します。
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