本日は Blender2.8 のビルドインアドオンの調査枠です。
Blender2.8でAuto Mirrorアドオンを使って軸中央に頂点の無いモデルを左右対称にする手順を記事にします。
Auto Mirror アドオン
オブジェクトをミラーするための機能が実装されたアドオンです。
ミラー加工の自動化のほか、複数選択でのミラーやワールド軸でのミラー設定などが行えます。
bookyakuno.com
アドオンの有効化
Auto Mirror アドオンは Blender に含まれているため、アドオンを有効化するだけで利用可能です。
Blender を起動し、メニューから 編集 -> プリファレンス を開きます。
Blenderプリファレンスダイアログが開くので[アドオン]タブを開きます。
[Auto Mirror]を検索します。
一覧にアドオンが表示されるので、チェックを入れて有効化します。
これでアドオンのインストールは完了です。
アドオンを有効化すると[3Dビュー]のサイドバーに[編集]->[Auto Mirror]パネルが追加されます。
オブジェクトをミラーする
Auto Mirror アドオンを使ってオブジェクトをミラーしてみます。
以下のような軸中央に頂点の無いモデルを用意しました。
ミラーするオブジェクトを選択し、サイドバーの[編集]->[Auto Mirror]を開きます。
XYZ の軸方向を指定して[AutoMirror]を実行します。
これでオブジェクトがミラーされます。
ワイヤーフレームで確認すると、中央部分に頂点が作成された上でミラーが設定されていることが分かります。
最新バージョンの取得
ビルドインのアドオンはバージョン 2.5.2 のものになっています。
2020/06/30現在、最新バージョン 2.9.2 が公開されています。
Auto Mirror アドオンの最新バージョンは以下で購入できます。
gumroad.com
最新バージョンで追加されている機能については以下のページが参考になります。
bookyakuno.com