本日は Blender2.8 の技術調査枠です。
Blender2.8でスカルプトのブラシのストローク設定について記事にします。
前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com
ブラシのストローク方法
Blenderではスカルプトを行うブラシのストロークの方法を変更することができます。
ストロークには以下の種類があります。それぞれ試してみます。
カーブ:ベジェカーブでストロークのカーブを決めます。 ライン:間隔を開けたラインを描画します。 アンカー:ブラシを初期位置に留め続けます。 エアブラシ:マウスをクリックしている間ペイントし続けます。 スペース:指定の間隔でブラシを適用します。 ドラッグドット:単一のドットを細かく配置できるようにします。 ドット:マウスの各移動ステップにペイントを適用します。
カーブ
ベジェカーブを作成してストロークを指定できます。
[Ctrl+右クリック]で制御点の追加、[Shift+右クリック]で制御点を調整できます。
[Enter]キーで確定です。ストロークの曲線を細かく調整したい場合に利用します。
エアブラシ
マウスをクリックしている間はブラシが適用されます。
[スペース]や[ドット]との違いは時間経過で効果が重複します。
このため、マウス速度の速い箇所は薄く、遅い箇所は濃くペイントされます。
スペース
指定の移動間隔でブラシが適用されます。
移動間隔で適用されるため、[エアブラシ]と異なり、マウス速度ではペイントの濃度は変わりません。
ドラッグドット
左クリックを行ったところに単一のブラシを適用します。
クリックを離した位置にブラシが適用されるため、ドラッグ状態でマウスを動かしてもブラシは適用されません。
指定のサイズで単一のブラシを適用を行いたい場合に利用します。
ドット
マウスの各移動ステップにブラシを適用します。
[スペース]と異なり、ブラシの実行間隔は指定できません。