本日は Blender のビルドインアドオンの調査枠です。
Blender で F2 アドオンを使って面の穴埋め作業を便利にする手順を記事にします。
F2アドオン
F2(スパイダースクリプト)は、面を生成する Blender 機能を拡張するアドオンです。
本アドオンを利用すると、単一の頂点選択または単一の辺選択から面が生成できるようになります。
docs.blender.org
アドオンの有効化
F2 アドオンは Blender に含まれているため、アドオンを有効化するだけで利用可能です。
Blender を起動し、メニューから 編集 -> プリファレンス を開きます。
Blenderプリファレンスダイアログが開くので[アドオン]タブを開きます。
[F2]を検索します。
一覧に[F2]アドオンが表示されるので、チェックを入れて有効化します。
これでアドオンのインストールは完了です。
F2有効時と無効時の違い
Blender2.9 では F2 アドオンを有効化していなくても単一の頂点選択または単一の辺選択から面を生成することができます。
ただし、F2 アドオンを有効化した時とそうでない時では面の生成ロジックに違いが生じます。
用途によって使い分けると役立ちます。
F2アドオンを使わない場合
以下のような単一の頂点を選択して[面の生成](Fキー)を実行します。
すると頂点に繋がる2つの頂点を繋ぎ、3角面を生成します。
F2アドオンを使う場合
以下のような単一の頂点を選択して[面の生成](Fキー)を実行します。
すると頂点に繋がる2つの頂点を繋ぎ、その対角線上に4つめの頂点を生成して4角面を生成します。