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HoloLens2でホロモンアプリを作る その79(ホロモンやアイテムの説明パネルを起動時に一回だけ表示する)

本日はアプリ作成枠です。
HoloLens2でホロモンアプリを作る進捗を書き留めていきます。
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今回はホロモンやアイテムの説明パネルを起動時に一回だけ表示するメモです。

ホロモンやアイテムの説明パネル

ホロモンアプリを初めて体験する方が音声コマンドや掴みアクションの存在を認識できるように説明パネルを追加しました。
例えば、ホロモンには以下のような説明パネルを追加しました。
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これらの説明パネルは一度説明を読めば邪魔になるだけなので自動で非表示になり、その後は表示されないようにしておきます。
以前、ホロモンやアイテムの台座として上に乗っているものがなくなると台座が自動的に消滅する仕組みを作成しました。
bluebirdofoz.hatenablog.com

今回はこのスクリプトを拡張して消失時に連動して説明パネルを無効化する仕組みを追加しました。

スクリプトの p_HelpObject にオブジェクト参照を設定しておき、台座の消滅と共にオブジェクトが無効化されるようにしておきます。
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動作確認

シーンを再生して動作を確認します。
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初期状態ではホロモンの台座と連動する説明パネルが表示された状態になっています。
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ホロモンを呼ぶか掴むかして台座から降ろすと、台座と説明パネルが消失します。
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「もどる」ボタンを押しても再度有効化されるのは台座オブジェクトだけで説明パネルは2回目以降表示されません。
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アイテムオブジェクトにも同じ仕組みを使って説明パネルを設定しています。
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