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MetaXRSDKでビルド時にアプリのビルドバージョンを自動で更新する

本日はMetaQuest3の技術調査枠です。
MetaXRSDKでビルド時にアプリのビルドバージョンを自動で更新する方法です。

MetaXRSDK

Meta XR SDKはMeta Questアプリの開発に役立つ様々なライブラリを提供するSDKパッケージです。
インポート手順の詳細は以下の記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com

Bundle Version Code

Androidアプリはストアでバージョン管理を行う際、固有のBundle Version Codeの値でバージョンの判定を行います。
Unityプロジェクトで確認する場合はメニューから[Edit -> Project Settings..]を開き、[Player -> Android -> Other Settings]パネルを確認します。

[Identification -> Bundle Version Code]で現在のバージョン番号を確認できます。
アプリをストアに公開する場合、新しいバージョンと判定されるにはこのバージョンを必ずインクリメントする必要があります。

ビルド時にアプリのビルドバージョンを自動で更新する

MetaXRSDKではこのバージョンをビルド毎に自動更新する機能が提供されています。
メニューから[Meta -> Tools -> Auto Increment Version Code]にチェックを入れるとビルド毎に番号が1ずつ増加されるようになります。

試しにチェックを入れた状態でビルドしてみます。

以下の通りBundle Version Codeの値が自動で更新されました。

Bundle Version Codeは最大値が2100000000で番号が枯渇することはまずないため、事故防止のために機能を常に有効にしておくのも良いです。
developer.android.com