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公式チュートリアル「MR and Azure 302b 12~13章」を試してみる

本日はチュートリアルの実施枠です。
Academyの「MR and Azure 302b: Custom vision」の実施内容をまとめます。
docs.microsoft.com
前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com
今回は「Chapter 12 ~ Chapter 13」です。

Chapter 12:Before building

アプリケーションのテストを行うには、HoloLensにロードする必要があります。
ビルド作業を行う前に、次のことを確認してください。
・SceneOrganiser スクリプトは MixedRealityCamera オブジェクトに添付されています。
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第2章で説明した全ての設定が正しく設定されています。
・CustomVisionTrainer クラスの trainingKey 変数に Training Key を設定しています。
・CustomVisionTrainer クラスの projectId 変数に ProjectId を設定しています。
・CustomVisionAnalyser クラスの predictionEndpoint 変数に正しいエンドポイント(URL)を設定しています。
・CustomVisionAnalyser クラスの predictionKey 変数に Prediction-Key を設定しています。

Chapter 13:Build the UWP Solution and sideload the application

Unityセクションで必要なものは全て完成したので、ビルドを行います。
1.メニューから File -> Build Settings を選択します。
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2.「Unity C# Projects」をチェックし、「Build」を実行します。
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アプリケーションを HoloLens に展開します。
1-4.ビルドで出力された sln ファイルを開きます。
構成を「Release」「x86」「リモートコンピュータ(HoloLensのIPアドレス)」に変更します。
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4.メニューから デバッグ -> デバッグなしで実行 でアプリを HoloLens にインストールして実行します。
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To use the application

トレーニングモードと分析モードを切り替えるには ImageCaptureクラスの AppMode 変数を更新する必要があります。
・ImageCapture.cs:トレーニングモード時

        // Change this flag to switch between Analysis mode and Training mode 
        AppMode = AppModes.Training;

・ImageCapture.cs:分析モード時

        // Change this flag to switch between Analysis mode and Training mode 
        AppMode = AppModes.Analysis;

トレーニングモードの利用方法は以下の通りです。
・マウスまたはキーボードを見て、タップジェスチャーを使用します。
・次に、タグの入力を求めるテキストが表示されます。
・「マウス」または「キーボード」と発音します。
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分析モードの利用方法は以下の通りです。
・オブジェクトを見てタップジェスチャーを使用します。
・検出されたオブジェクトの結果タグのテキストが表示されます。
・最も適合するタグが表示されます。
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Chapter 12 ~ Chapter 13 はここまでです。
次回は Chapter 14(最終章) を実施します。
bluebirdofoz.hatenablog.com