本日は HoloLens2 の小ネタ枠です。
OpenXR対応のSampleQRCodesプロジェクトを使ってHoloLens2でQRコードの位置追跡を試します。
過去記事のSampleQRCodesプロジェクト
以前、以下の GitHub の SampleQRCodes プロジェクトを使ってQRコードの位置追跡を試しました。
bluebirdofoz.hatenablog.com
こちらのプロジェクトは Plugin が古く WindowsXR Plugin で動作します。
OpenXR Plugin の環境では利用できません。
OpenXR対応のSampleQRCodesプロジェクト
OpenXR Plugin でQRコードの位置追跡を試したい場合は以下の GitHub の SampleQRCodes プロジェクトを利用します。
github.com
プロジェクトの取得とビルド
GIT Clone または GitHub ページの[Download ZIP]からプロジェクトをダウンロードします。
ダウンロードしたプロジェクトを Unity で開きます。
2022/4/22 現在プロジェクトは Unity2020.3.12f1 で作成されています。
今回著者環境では Unity2020.3.33f1 で利用しました。
プロジェクトには Microsoft.MixedReality.QR のパッケージが含まれていないため、以下のエラーメッセージが表示されます。
[Ignore]で進めると NuGet が起動時に Microsoft.MixedReality.QR のパッケージを取得してくれます。
プロジェクトが開いたときに発生する以下のエラーは無視して問題ありません。
Assets/Scene/QRCodesSample.unity のシーンを開きます。
後はこのまま[File -> BuildSettings]から[UWP]プラットフォームでビルドして HoloLens2 にデプロイします。
