本日は Unity の小ネタ枠です。
UnityのカラーピッカーでSwatch機能を使って色の設定をプリセットとして使いまわす方法について記事にします。
スワッチライブラリ
Unity のスワッチ(素材見本)ライブラリは色のコレクションです。
コレクションをファイルに保存したり、読み込むことができます。
docs.unity3d.com
スワッチを保存する
色の設定を保存するには保存したい色のカラーピッカーを開きます。
[Swatches]内の灰色枠のアイコンをクリックすると、以下のように現在の色がプリセットとして保存されます。
このプリセットは例えば別のUIなどでカラーピッカーから色を設定する際に選択して使用できます。
設定の保存先
スワッチライブラリの設定は、デフォルトではユーザー設定に保存されます。
このため、以下のように同じユーザが別の Unity プロジェクトを開いた時もプリセットが利用できます。
別のユーザとプリセットを共有したい場合などはプロジェクトに設定を保存することも可能です。
カラーピッカーを開き、[:]ボタンをクリックして[Create New Library]を選択します。
ライブラリ名と保存先を指定して[Create]を実行します。
[Project Folder]を選択した場合は Assets フォルダに Editor ディレクトリが作成され、その直下に空のライブラリが保存されます。
使用するライブラリを切り替えたい場合は[:]ボタンをクリックすると使用可能なライブラリが表示されているのでここで選択します。