hololensには合計6つのスピーカが内蔵されており、立体音響が利用可能です。
仮想空間の右側からキャラクターが歩み寄れば、右側のスピーカから足音が聞こえるということができる訳です。
さて、今回はチュートリアルの続きです。
・HOLOLENS 立体音響を再生する SPATIAL SOUND
https://azure-recipe.kc-cloud.jp/2016/12/hololens-tutorial5/
これまでと比べて、設定が少し複雑ですが、特に問題は発生しませんでした。
写真だと分かりませんが、折り紙のオブジェクトのある方から音楽が聞こえています。
折り紙が左にあれば左から、右にあれば右のスピーカから音が鳴り、物体がどちらにあるか分かります。
因みにチュートリアルの中で追加する SphereSounds.cs はボールの落下音を追加するスクリプトです。
OnCollisionEnterはオブジェクト同士が衝突したときに呼ばれる関数とのことです。
// Occurs when this object starts colliding with another object void OnCollisionEnter(Collision collision) { // Play an impact sound if the sphere impacts strongly enough. if (collision.relativeVelocity.magnitude >= 0.1f) { audioSource.clip = impactClip; audioSource.Play(); } }
hololensのタップ操作で実装した、ボールの落下を発生させると、落下時の衝突音が再生されます。
なるほどなるほど。
しかし、気になった点としてスピーカから聞こえる音の音質はあまりよくなく感じました。
顔を振ると音楽にノイズが入る?
スピーカの問題ではなく、立体音響の解析処理が思った以上に重いのかもしれません。