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MicrosoftLayoutPreviewを試してみる(モデルのインポート編)

本日は HoloLens の技術調査枠です。
HoloLens向けのビジネスアプリケーションのPreview版として以下の二つのアプリが公開されています。
Microsoft Layout
Microsoft Remote Assist

今回はこのうちの「Microsoft Layout」について利用してみます。
利用方法について公式ページの説明があります。こちらの説明に沿って実施してみます。
Microsoft レイアウトのセットアップと使用
 https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4294437/windows-10-set-up-and-use-microsoft-layout

アプリのインストール

MicrosoftLayout は、HoloLens または WindowsMR 側のビューアアプリと、PC 側のインポートアプリがあります。
今回はビューアアプリは HoloLens のものを試します。
HoloLens 上で MicrosoftStore を開き、「Microsoft Layout」で検索をかけると「MicrosoftLayout(Preview)」が見つかるので、インストールを実施します。
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次にPC側のインポートツールを用意します。
PC 上で MicrosoftStore を開き、「Microsoft Layout」で検索をかけると「Import Tool For Microsoft Layout(Preview)」が見つかるので、インストールを実施します。
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PC 側でも「MicrosoftLayout(Preview)」が見つかります。こちらは WindowsMR 側のビューアアプリです。
WindowsMR でビューアアプリを利用する場合はこちらをインストールします。
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モデルの変換

PC 上でインストールした「Import Tool For Microsoft Layout(Preview)」を起動します。
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Models タブを開き、Add Models ボタンをクリックします。
3Dオブジェクトディレクトリ配下に、誂え向きの3Dデータがあったのでこれを選択します。
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インポート用にモデルの変換作業を行う旨のダイアログが表示されるので「Got it」をクリックします。
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変換が完了すると、以下のようにモデルが表示されます。モデルに寄りますが、変換には数分かかります。
また、変換はクラウド上で行われるため、インターネット接続が必要です。
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モデルのインポート

HoloLens を PC にUSB接続します。
すると「Import Tool For Microsoft Layout(Preview)」の画面に「HoloLens」が認識されます。
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送信したいモデルを選択し、画面右上で「HoloLens」を指定した状態で「Send」ボタンをクリックします。
これで、HoloLens にモデルがインポートされます。
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以上でモデルのインポートは完了です。
HoloLens 側で「MicrosoftLayout(Preview)」を起動すると、モデルの一覧にインポートしたモデルが表示されました。
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因みに PC 側の「MicrosoftLayout(Preview)」には「Import Tool For Microsoft Layout(Preview)」で変換を行った時点で追加されています。