本日は Blender2.8 の子ね枠です。
Blender2.8でRigifyアドオンを使ってUnityのHumanoid準拠のアーマチュアを作る手順を記事にします。
Rigifyアドオン
人型のアーマチュアを作成するための様々なテンプレートを含んだ Blender Addon です。
wiki.blender.org
Humanoid準拠のアーマチュアを作る
Rigify アドオンのテンプレートを利用して Unity の Humanoid 準拠のアーマチュアを作成します。
Human(Meta-Rig)の追加
[3Dビュー]のメニューから 追加 -> アーマチュア -> Human(Meta-Rig) を選択します。
すると以下の人型アーマチュアオブジェクトが追加されます。
Rigify の人型リグと Humanoid リグには一部異なる部分もあります。
今回は Blender 内の修正で Humanoid リグと同じ形状にするための修正を行います。
この修正を行わなくても Unity に取り込んだ際のリグの関連付けで、違いを吸収することもできます。
アウトライナーウィンドウでアーマチュアを選択して、[編集モード]で修正します。
左右対称なアーマチュアを作成する際はサイドバーの[ツール]タブを開き、[X軸ミラー]を有効にしておくと便利です。
不要なボーンの削除
Humanoid で利用しない不要なボーンを削除していきます。
顔ボーン
spine.006 以下のボーンを全て選択し、[Delキー]で削除します。
胸部ボーン
2つの breast ボーンを選択し、[Delキー]で削除します。
腰部ボーン
2つの pelvis ボーンを選択し、[Delキー]で削除します。
踵ボーン
2つの heel ボーンを選択し、[Delキー]で削除します。
手のひらボーン
左右の左右の掌の位置にある計8つの palr ボーンを選択し、[Delキー]で削除します。
最終的な形状
これでHumanoidに対応したボーン構造が作成できました。