本日は Unity の技術調査枠です。
HDRI画像を使ってUnityのスカイボックスを切り替える手順を記事にします。
HDRI画像の取得
今回利用するHDRI画像を以下のサイトから取得します。
hdrihaven.com
Unityのスカイボックスを変更する
金属光沢の Cube を配置した Unity プロジェクトを作成し、[再生]ボタンをクリックしてみます。
デフォルトでは青空のスカイボックスが設定されています。
HDRI画像の取り込み
ダウンロードした HDRI 画像を Unity に取り込みます。
取り込んだ画像の[Inspector]ビューを開き、[Texture Shape]を[Cube]に変更します。
次に[Skybox Material]として設定するためのマテリアルを作成します。
右クリックから Create -> Material で新規マテリアルを作成します。
作成したマテリアルの[Inspector]ビューを開き、[Shader]を[Skybox -> Cubemap]に変更します。
シェーダを変更したら[Cubemap]に取り込んだ画像を設定します。
これでスカイボックス用のマテリアルが作成できました。
スカイボックスの変更
次にスカイボックスの設定を変更します。
メニューから Windows -> Rendering -> Lighting Settings を選択します。
すると[Lighting]ウィンドウが開きます。
[Skybox Material]を先ほど作成したスカイボックス用のマテリアルに設定します。
これで[再生]ボタンを押すと、スカイボックスが切り替わっていることが分かります。
カスタマイズ
[Environment Lighting]で光源の設定を、[Environment Reflections]で反射光のカスタマイズが行えます。
デフォルトだと、[Skybox]に設定されているため、設定したマテリアルによる光源と反射光の描画が行われます。
例えば以下のように背景と異なる映り込みを設定することが可能です。