本日は Unity と Blender の小ネタ枠です。
MeshSyncを使ってBlender2.9とUnityでメッシュの編集をリアルタイムに同期する手順を記事にします。
本記事は Blender 側の MeshSyncDCCPlugins アドオンのインストール手順です。
MeshSync
MeshSync は DCC ツール上のモデルの編集をリアルタイムに Unity に反映させるためのパッケージです。
最新版(2020/11/18現在)の 0.4.0-preview では Blender2.9 にも対応しており、Blender での編集作業をリアルタイムで Unity 上に表示することができます。
github.com
MeshSyncDCCPlugins
DDC ツールが MeshSync と連携するための各種プラグインです。
github.com
Maya Maya LT 3ds Max MotionBuilder Blender Modo メタセコイア
本記事ではこのうち、筆者環境の Windows 版 Blender のプラグインを利用します。
MeshSyncDCCPluginsのインストール手順
以下のリリースページから「UnityMeshSync_0.4.0-preview_Blender_Windows.zip」のダウンロードリンクを選択します。
github.com
ダウンロードした「UnityMeshSync_0.4.0-preview_Blender_Windows.zip」を解凍します。
解凍した「UnityMeshSync_0.4.0-preview_Blender_Windows」ディレクトリ直下に各バージョンのアドオンが含まれています。
今回は Blender2.9 環境で利用するため、「blender-2.90.1.zip」を利用します。
Blender にアドオンをインストールします。
Blender2.9 を起動し、メニューから 編集 -> プリファレンス を開きます。
Blenderプリファレンスが開くので[アドオン]タブを開き、[インストール]ボタンをクリックします。
先ほどの「blender-2.90.1.zip」を選択して[アドオンをインストール]をクリックします。
これでアドオンがインストールされます。
アドオンの一覧に Unity Mesh Sync が表示されます。
チェックボックスにチェックを入れて、アドオンを有効にします。
インストールが完了すると、以下のパネルが追加されます。
・[プロパティ]ウィンドウの[アクティブツールとワークスペースの設定]タブに[MeshSync]パネルが追加される。
次は Unity 側の MeshSync のインポートを行います。