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Blender 2.9で煙と炎の物理シミュレーションを実行する

本日は Blender2.9 の小ネタ枠です。
Blender2.9 のクィックエフェクトで煙と炎の物理シミュレーションを実行する手順を記事にします。
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煙の流体シミュレーションの作成

煙と炎の発生元となるメッシュオブジェクトを持つ Blender プロジェクトを用意します。
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アウトライナーウィンドウでメッシュオブジェクトを選択します。
この状態でメニューから[オブジェクト -> クイックエフェクト -> クイック煙]を実行します。
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すると選択していたオブジェクトを元に煙の流体シミュレーションが作成されます。
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煙と炎への切り替え

このままだと煙のみの流体シミュレーションなので、煙と炎のシミュレーションに変更します。
作成元のメッシュオブジェクトを選択し、[物理演算プロパティ]タブを開きます。
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[フローのタイプ]を[火炎 + 煙]に変更します。
これで煙と炎のシミュレーションが行われるようになります。
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シミュレーション結果のベイク

設定を変更したらシミュレーション結果のベイクを行います。
再びアウトライナーウィンドウでシミュレーションオブジェクトを選択し、[物理演算プロパティ]タブを開きます。
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シミュレーションのベイクを行います。Blender2.83 以降はデフォルトだとベイクボタンが表示されていません。
ボタンを表示する場合は[キャッシュ]パネルの[タイプ]を[モジュール]に変更します。
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表示された[データをベイク]ボタンをクリックすると、シミュレーション結果のベイクが実行されます。
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ベイクが完了したらシーンを再生して、シミュレーション結果を確認します。
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マテリアルの設定

この状態のシミュレーション結果は[ソリッド表示]では炎の色が描画されますが、[マテリアルプレビュー]や[レンダリング]では炎の色が描画されません。
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[マテリアルプレビュー]や[レンダリング]で炎の色を描画するにはマテリアルの設定を行う必要があります。
シミュレーションオブジェクトのマテリアルを選択した状態で[シェーダーエディター]を開きます。
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[プリンシプルボリューム]ノードの[黒体の強度]を[1.0]に変更します。
これで[マテリアルプレビュー]や[レンダリング]でも炎の色が描画されるようになります。
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参考ページ

www.youtube.com