MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

Unity Localizationを使ってプロジェクトをローカライズする その8(ロケールごとに文字サイズやレイアウトを変更する)

本日は Unity の技術調査枠です。
Unity Localization を使ってプロジェクトをローカライズする方法を記事にします。
今回はロケールごとに文字サイズやレイアウトを変更する方法です。

前回記事

以下の前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

ロケールごとに文字サイズを変更する

例えば以下のように日本語文言と英語文言で文字数が異なる場合、ロケールごとに文字サイズを設定して調節してみます。

初めにローカライズ設定の自動更新を有効化します。
メニューから[Window -> Asset Management -> Localization Scene Controls]を開きます。

[Active Locale]に対象のロケールを設定し、[Track Changes]のチェックを入れて変更の記録を有効にします。

この状態でロケールごとに切り替えたい Text コンポーネントの[Font Size]を変更します。
これで[Font Size]の値もロケールごとに保存されます。

またレイアウトを変更したい場合はこちらも Rect Transform コンポーネントの値を直接変更することでロケールごとに設定を保存できます。

ロケールの設定はテーブルではなくオブジェクトに追加された Game Object Localizer コンポーネントに直接保持されます。

動作確認

シーンを再生して動作を確認します。
ロケールを切り替えると、レイアウトが代わり文字が収まるようになりました。