本日は Unity の技術調査枠です。
Unity Localization を使ってプロジェクトをローカライズする方法を記事にします。
今回はロケールごとに文字サイズやレイアウトを変更する方法です。
前回記事
以下の前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com
ロケールごとに文字サイズを変更する
例えば以下のように日本語文言と英語文言で文字数が異なる場合、ロケールごとに文字サイズを設定して調節してみます。
初めにローカライズ設定の自動更新を有効化します。
メニューから[Window -> Asset Management -> Localization Scene Controls]を開きます。
[Active Locale]に対象のロケールを設定し、[Track Changes]のチェックを入れて変更の記録を有効にします。
この状態でロケールごとに切り替えたい Text コンポーネントの[Font Size]を変更します。
これで[Font Size]の値もロケールごとに保存されます。
またレイアウトを変更したい場合はこちらも Rect Transform コンポーネントの値を直接変更することでロケールごとに設定を保存できます。
ロケールの設定はテーブルではなくオブジェクトに追加された Game Object Localizer コンポーネントに直接保持されます。
動作確認
シーンを再生して動作を確認します。
ロケールを切り替えると、レイアウトが代わり文字が収まるようになりました。