本日は VRM の調査枠です。
VRoidStudioで作成したVRMファイルをUnityに取り込む手順を記事にします。
UniVRM
Unity で VRMファイルを取り扱うためのライブラリです。
UniVRM を Unity プロジェクトに取り込むことで VRM ファイルのインポート/エクスポートが行えるようになります。
github.com
2021/11/02 現在最新の v0.88.0 でサポートしている Unity のバージョンは 2019.4.LTS 以降のバージョンです。
UniVRMのインポート
以下のリリースページから最新の UnityPackage を取得します。
2021/11/02 現在最新の v0.88.0 では必要なパッケージは UniVRM-0.88.0_7935.unitypackage のみです。
github.com
VRM ファイルを利用したい Unity プロジェクトを開き、ダウンロードした unitypackage を実行してパッケージをインポートします。
UnityプロジェクトにVRMファイルを取り込む
VRoidStudio から作成したキャラクターモデルを VRM ファイルで出力します。
右上の出力アイコンから[VRMエクスポート]を実行して VRM ファイルを出力できます。
出力した VRM ファイルは UniVRM をインポートした Unity プロジェクトにドラッグするだけで取り込むことができます。
生成される prefab ファイルをシーンにドラッグしてキャラクターモデルを利用します。
マテリアル(質感)情報の引継ぎ
VRM では作成者が設定したライセンス情報のほかにマテリアル(質感)情報を引き継ぐことができます。
サポートしているシェーダの種類は以下の通りです。
・Unlit
・Standard
・MToon
vrm.dev
VRoidStudio では MToon のシェーダが利用されています。
試しに VRoidStudio で以下のようにアウトラインを設定して VRM ファイルを再出力してみました。
Unity に取り込んで比較した結果が以下です。アウトラインの情報も引き継がれていることが分かります。
参考ページ
取り込んだ VRM を Unity 内で編集して再出力する手順は以下の記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com