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VRM0.xのモデルをUnityに取り込む

本日は VRM の小ネタ枠です。
VRM のバージョン 0.x のモデルを Unity に取り込む方法を記事にします。

前回記事

以下の前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

VRM 0.x

VRM 0.x は VRM 1.0 以前のバージョンを指します。VRM 1.0 とは異なる規格になります。
vrm.dev

今回は前回作成した Unity プロジェクトに VRM 0.x の VRM ファイルを取り込めるようにします。

UniVRMのインポート

VRM 0.x のモデルを Unity に取り込むには以下の2つのパッケージをインポートする必要があります。

com.vrmc.vrmshaders
com.vrmc.univrm

VRM Shaders は前回記事でインポート済みなので com.vrmc.univrm をインポートします。

com.vrmc.univrm を UnityPackage からインポートを行います。
以下の URL から UniVRM-0.113.0_0165.unitypackage をダウンロードします。
github.com

ダウンロードした UnityPackage を Unity プロジェクトにドラッグしてインポートします。

インポートが成功するとメニューに[VRM0]が追加されます。
メニューの[VRM1]側が VRM 1.0 に関する操作メニュー、[VRM0]が VRM 0.x の操作メニューになります。

VRMを取り込む

VRM 0.x のファイルを用意します。
今回はニコニ立体ちゃん (VRM)をダウンロードしました。
3d.nicovideo.jp

Unity プロジェクトにダウンロードした VRM モデルをドラッグします。

以下の通り、バージョン 0.x の VRM ファイルも Unity プロジェクト内で利用できる形で取り込むことができました。
取り込んだ VRM ファイルが 1.0 形式なのか 0.x 形式なのかは自動で判別されて処理してくれるようです。