本日は Blender の小ネタ枠です。
Blenderでローポリゴンなサッカーボール(正五角形と正六角形の集合体)をゼロから作る方法を記事にします。
サッカーボール(正五角形と正六角形の集合体)を作る
Blender を起動し、新規プロジェクトを作成します。
デフォルトの Cube オブジェクトは不要なので右クリックで[削除]します。
メニューから[追加 -> メッシュ -> ICO球]を選択して icosphere オブジェクトを追加します。
追加時に表示される[ICO球を追加]のパネルメニューを開き、[細分化]を[1]に設定します。
icosphere オブジェクトを選択した状態で[編集モード]を開きます。
メニューから[頂点 -> 頂点をベベル]を選択して適用します。
適用時に表示される[ベベル]のパネルメニューを開きます。
[幅のタイプ]を[%]に設定し、[幅のパーセント]に[100/3]を入力します。
これで正五角形と正六角形の集合ができました。
最後に色を設定します。
[3Dビューのシェーディング]から[マテリアルプレビュー]を選択して質感を確認できる状態にします。
[マテリアル]タブを開き、[新規]ボタンを押してマテリアル(質感)を作成します。
1つ目のマテリアルは[White]と命名し、[ベースカラー]に白色を設定します。
もう1つマテリアルを作成します。
[+]ボタンを押してマテリアルスロットを追加し、再び[新規]ボタンで2つ目のマテリアルを作成します。
2つ目のマテリアルは[Black]と命名し、[ベースカラー]に黒色を設定します。
HoloLens でモデルを利用することを想定してここでは灰色よりの色にしています。
2つ目のマテリアルをメッシュに割り当てます。
[面選択]のモードに切り替えて正五角形の面を1つ選択します。
この状態でメニューから[選択 -> 類似選択 -> エリア]を実行します。
これで全ての正五角形の面が選択状態になります。
この状態で[Black]のマテリアルを選択して[割り当て]を実行します。
これでローポリゴンなサッカーボール(正五角形と正六角形の集合体)を作ることができました。
1つ目のマテリアルは作成時に自動で全てのメッシュに割り当てが行われているため、正六角形の面に割り当てを行う必要はありません。