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HoloLens2でホロモンアプリを作る その96(Humanoidリグ版ホロモンのアニメーションを共通化する)

本日はアプリ作成枠です。
HoloLens2でホロモンアプリを作る進捗を書き留めていきます。

今回はHumanoidリグ版ホロモンのアニメーションを共通化するメモです。

前回記事

前回記事の続きになります
bluebirdofoz.hatenablog.com

Humanoidリグ版ホロモンのアニメーションを共通化する

前回記事でHumanoidリグ版のホロモンをプロジェクトにインポートしました。
このモデルからアクションデータを利用することで他のHumanoidリグモデルにアニメーションを流用することができます。

アクション取り出し時の注意点

以下の方法を用いることでアクションデータを取り出して利用することができます。
bluebirdofoz.hatenablog.com

このとき注意点としてデフォルトの設定でアクションデータを取り出した場合、Humanoid リグの構造にマスクされてアクションデータが出力されます。
例えば尻尾など Humanoid リグに含まれないボーン情報が含まれないアクションデータが出力されます。

今回のアクションデータはホロモンのアニメーションとしても利用したいので全てのボーンをマスク対象に設定して出力を行いました。
詳細な手順は以下の記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com

これでホロモンの完全なアニメーションとしても利用できる Humanoid リグ対応のアクションデータが出力できました。
Humanoid リグに対応しないボーンの動作は他の Humanoid リグモデルでは無視されます。

ホロモンモデルへの適用

このアクションデータを使ったアニメーションコントローラを作成しました。

Humanoidリグ版ホロモンにアニメーションコントローラを設定して動作を確認します。
以下の通り、尻尾を含めてアニメーションが正常に再生されました。

他のHumanoidリグモデルへの適用

次に他のHumanoidリグモデルにアニメーションを適用してみます。
体形が近いSDユニティちゃんモデルで試してみます。

以下の通り、Humanoid リグに対応する部分のアニメーションが再生されました。
これでHumanoidリグ版ホロモンのアニメーションを共通化することができました。