ARとVRデバイスを色々調べてまとめる VR枠その7 Oculus Go です。
Oculus Go
スペック
本体スペック
プロセッサ | QualcommSnapdragon 821 |
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メインメモリ | 4GB |
フレッシュメモリ | 32GBまたは64GB(2モデル) |
オーディオ | 内臓スピーカ(3.5mmオーディオジャックあり) |
本体寸法 | 約190mm×約105mm×約115mm |
本体質量 | 約468g |
ディスプレイ
解像度 | 2560×1440 |
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リフレッシュレート | 60fps、72fps |
ディスプレイ | 5.5型WQHD液晶パネル |
バッテリー
使用時間 | 約2~2.5時間 |
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容充電時間 | 約3時間(ACアダプター使用時) |
その他
インタフェース | マイクロUSBポート |
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付属品 | コントローラ、マイクロUSBケーブル、眼鏡スペーサ |
参考:PC・スマホ不要のVRヘッドセットOculus Go 価格と購入方法、性能まとめ
https://www.moguravr.com/oculus-go-matome-vr/
参考:Oculus Goを早速開封&トライ! VRコンテンツだけじゃなく非VR系のパーソナルビューワーとしてもアリな感じ
https://www.famitsu.com/news/201805/02156726.html
価格
32GBモデル | 2万3,800円税込 |
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64GBモデル | 2万9,800円税込 |
長所/短所
短所
・位置トラッキングは無し
アプリ開発環境
・Oculus Mobile SDK
・Unity/android studio 4など
参考:知識0から始めるOculus Go開発
https://tarepan.hatenablog.com/entry/2018/05/02/061424
参考:Everything You Need to Know To Develop for Oculus Go
https://developer.oculus.com/blog/everything-you-need-to-know-to-develop-for-oculus-go/
参考:Oculus Movile SDK
https://developer.oculus.com/downloads/package/oculus-mobile-sdk/
コメント
Oculus社から一般向けに販売されているHUD型VRデバイスです。
優れた点について
Oculus Goの特徴は現状、とても安価なスタンドアローンVR機であるという点です。
外部PCや、GearVRのような携帯端末も不要なため、32GBモデルであれば2万5千円を下回る価格でVR体験が可能です。
更にGearVRとの互換性があるため、Oculusストアで配信されているアプリが利用可能です。
VR機としての手軽さ
スタンドアローン機のため、手軽にVR体験が行えます。
スピーカ、マイクも内蔵式であり、コード配線が一切なく利用できるのは大きな利点です。
スペックから使用感はGearVRに非常に近いものと思われます。
バッテリーの時間が一本の映画視聴に耐えられるものになっているのはGearVRからの大きな進化と言えるかもしれません。
位置トラッキングについて
GearVRと同様、位置トラッキングの機能はないため、購入を検討される方は注意が必要です。
位置トラッキング機能を持つスタンドアローンのVR機としては前回紹介した Mirage Solo があります。
bluebirdofoz.hatenablog.com
Oculus Goの上位機種の存在について
Oculus社は Oculus Go とは別に、「Santa Cruz」という更に高性能なスタンドアローンVR機の開発も進めているようです。
www.moguravr.com
こちらは位置トラッキングも可能なスタンドアローンVR機となる予定のようです。
具体的な販売開始時期はまだ言及されていません。
どうしても位置トラッキングが欲しいという方はこちらの販売を待つのも良いと思います。