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BlenderとUnityにおけるアニメーションのフレームレートを確認する

本日は Unity と Blender の技術調査枠です。
BlenderとUnityにおけるアニメーションのフレームレートの情報を確認して記事にします。
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Blenderにおけるアニメーションのフレームレート

以下のように開始キーフレームが 0 、終了キーフレームが 50 のアニメーションを作成しました。
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この状態でアニメーションを再生すると、デフォルトでは凡そ2秒ほどでアニメーションが一周します。
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これは Blender のアニメーションはデフォルトだと 24 fpsで再生されるよう設定されているためです。
アニメーションのフレームレートの設定は[出力プロパティ]タブを開き、[フレームレート]から変更できます。
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次に Unity でこのアニメーションを確認してみます。
今回は[ファイル -> エクスポート -> FBX]で FBX 形式でファイルを出力しました。
アニメーションデータは出力時の[メッシュ]に含まれます。
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Unityにおけるアニメーションのフレームレート

出力した FBX ファイルを Unity に取り込んだものが以下になります。
アニメーションのキーフレームは[Window -> Animation -> Animation]で Animation ウィンドウを開いて確認できます。
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こちらでもアニメーションを再生すると、デフォルトでは凡そ2秒ほどでアニメーションが一周します。
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これは取り込んだアニメーションが 24 fpsで再生されるよう設定されているためです。
アニメーションのフレームレートの設定は[Show Sample Rate]をチェックして表示して確認できます。
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フレームレートを変更する

アニメーションのフレームレートは Blender の[フレームレート]を変更して出力すると変更可能です。
先ほどのデータを[フレームレート]を[50]に変更してみます。
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この状態で改めて FBX 形式で出力してみます。
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Unity に取り込んで確認すると 50 fpsで再生されるよう設定されています。
FBX 形式のデータで出力するとアニメーションの再生フレームレートの情報が含まれることが分かります。
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