本日は iPad 開発の小ネタ枠です。
開発用iPadのデバイス登録をブラウザから行う手順を記事にします。
iPadのデバイス登録
iOSアプリを開発する際、アプリの実機テストを行うには AppleID に対象デバイスを登録しておく必要があります。
開発者登録(Apple Developer Program)を行っていない場合、3台までのデバイスが登録可能です。
以下の記事で紹介したような XCode から直接デバイスにインストールする場合、このデバイス登録を自動で行うことができます。
bluebirdofoz.hatenablog.com
ブラウザからのデバイス登録
ただし ipa ファイルを用いたインストールを利用する場合などは事前にデバイス登録を実施しておく必要があります。
ブラウザからデバイス登録を行うには対象デバイスの UDID が必要です。
iTunesのインストール
iTunes アプリを利用することで、デバイスの UDID を確認できます。
iTunes は以下の公式ページからインストールできます。
www.apple.com
MacOS の場合は Apple Store から、Windows の場合は Microsoft Store からインストールを行います。
今回、著者環境は Windows を利用したので以下の Microsoft Store からインストールを行いました。
www.microsoft.com
Microsoft Store でインストールを完了したら[起動]ボタンをクリックして iTunes を起動します。
以下の通り、iTunes が起動します。
UDIDの確認方法
PC に iPad を USB 接続します。
接続許可を問うダイアログが PC 側と iPad 側に表示されるので、共に[許可]を行います。
すると iTunes に[端末]ボタンが表示されるので、これをクリックします。
iPad の設定一覧画面が開くので[概要]タブを選択して開きます。
接続中の iPad の情報が表示されます。ここで[シリアル番号]を左クリックします。
すると情報が[UDID]に切り替わるので、この番号を控えます。
デバイス登録
UDID を控えたら Certificates, Identifiers & Profiles にアクセスします。
署名を行う Apple ID でログインします。
・Certificates, Identifiers & Profiles
https://developer.apple.com/account/ios/certificate/certificateLanding.action
ログインを行ったら[Device]タブを開きます。
[+]ボタンをクリックしてデバイス登録の画面を開きます。
登録を行うデバイスのプラットフォームと識別用の名称、UDIDを入力します。
[Continue]をクリックします。
登録デバイスの情報が表示されるので、確認して[Register]をクリックします。
これでデバイスを登録することができます。