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MetaHorizonの開発ドキュメントを読む その2(オブジェクトを掴むサンプルシーンの作成)

本日はMetaQuestの学習枠です。
MetaHorizonの開発ドキュメントを読みながら実際に開発を行ってみました。

MetaHorizonの開発ドキュメント

MetaHorizonの開発ドキュメントを実際に手を動かしながら実行時のキャプチャをしていきます。
developers.meta.com

本記事は以下のHello Worldの記事を試します。
developers.meta.com

前回記事

本記事は以下の前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

サンプルシーンを構築する

シーン構成を変更してオブジェクトを掴んで操作できるVRのサンプルシーンを作成します。

Meta XRカメラリグを追加する

初めにカメラオブジェクトをQuest用のものに差し替えます。
プロジェクトのSampleSceneに含まれている[Main Camera]を削除します。

[Meta XR Tools]のドロップダウンから[Building Blocks]を選択して開きます。

[Camera Rig]を検索して見つけ、ブロック右下のアイコンを選択してプロジェクトに追加します。

Hierarchyに [BuildingBlock] Camera Rig が追加されます。
同時にScene Supportの有効化が要求される場合は[Fix]で許可設定を行います。

これでカメラオブジェクトを差し替えできました。

グラブインタラクションを追加する

次に物を掴む操作を試すためのグラブインタラクションを追加します。
再び[Meta XR Tools]のドロップダウンから[Building Blocks]を選択して開きます。

[Grab Interaction]を検索して見つけ、ブロック右下のアイコンを選択してプロジェクトに追加します。

Hierarchyに [BuildingBlock] Cube が追加されます。
同時に動的解像度の有効化が要求される場合は[Fix]で使用設定を行います。

InspectorビューからTransformのPositionをX:0, Y:1.0, Z:0.25に変更します。
これで [BuildingBlock] Cube が起動時の正面に表示されるようになります。

これでテスト用のサンプルシーンが作成できました。
次はLinkでプロジェクトをテストします。