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VisualStudioCodeでBlenderモジュールのオートコンプリートを利用する その3(fake-bpy-moduleのバージョン切り替え)

本日は環境構築枠です。
Visual Studio CodeBlenderモジュールのオートコンプリートを利用する方法を記事にします。
本記事は fake-bpy-module の対応 Blender のバージョンを切り替える手順です。
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以下の記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

fake-bpy-moduleのアンインストール

既に異なる Blender バージョンの fake-bpy-module がインストールされている場合、これをアンインストールします。
インストール済みのパッケージは以下のコマンドで確認できます。

python -m pip list

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パッケージをアンインストールする場合は以下のコマンドを実行します。

python -m pip uninstall fake-bpy-module-(バージョン番号)

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削除確認の入力を求められるので y (実行)を入力します。
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これで対象の fake-bpy-module をアンインストールできました。
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fake-bpy-moduleのインストール

後は前回の fake-bpy-module のインストール手順と同様です。
今回は Blender の 2.8 に合わせたいので fake-bpy-module-2.80 を指定して実行します。

python -m pip install -U fake-bpy-module-2.80

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以下の通り、Successfully installed が表示されればインストール成功です。
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動作確認

オートコンプリートで利用可能な関数が表示されることを確認します。
Blendre2.8 に対応した fake-bpy-module がインストールできていれば bpy.context.view_layer が確認できます。
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