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Bevel Curve Toolsアドオンを使ってBlenderで髪の毛オブジェクトを作る その4(テクスチャの反映)

本日は Blender の小ネタ枠です。
Bevel Curve Tools アドオンを使ってBlenderで髪の毛オブジェクトを作る手順を記事にします。

前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

テクスチャの反映

今回は髪の毛オブジェクトにテクスチャを反映して、より髪の毛っぽい見た目にしていきます。
毛並の方向を揃えるため、個々のオブジェクト毎にテクスチャの反映を行っていきます。

UVマップを展開してマテリアルを設定する

既にメッシュを上下で分離しているのでそのままUV展開を行います。
[編集モード]に切り替えて、全ての面を選択した状態で[UV]->[展開]を実行し、UVマップを展開します。
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次にマテリアルを設定します。
[マテリアル]タブを開き、[新規]ボタンでマテリアルを作成します。
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マテリアルが生成されたらテクスチャを設定します。
[ベースカラー]のプルダウンを開き、[画像テクスチャ]を選択します。
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[開く]ボタンでファイル選択ダイアログを開き、反映するテクスチャを選択します。
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これでテクスチャが反映できました。
テクスチャを反映した状態の見た目は[3Dビューのシェーディング]を[マテリアルプレビュー]に変更することで確認できます。
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別オブジェクトのマテリアルを設定する

別オブジェクトもテクスチャを反映していきます。
2つ目以降のオブジェクトは先ほど作成したマテリアルを選択して反映します。
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処理の自動化

上記の作業を全てのメッシュに実施します。
こちらの作業もスクリプト化しました。
以下の記事の python スクリプトを元にマテリアルの作成と全オブジェクトへのマテリアル反映を行いました。
bluebirdofoz.hatenablog.com

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次はUVマップの調整を行います。
bluebirdofoz.hatenablog.com