本日はUnityの小ネタ枠です。
UnityのStarterAssetsのサンプルシーンを開くとモデルが紫色になる問題の対処方法です。
StarterAssets
Unity Technologiesが提供する一人称視点のプロジェクトの無料アセットです。
Input SystemやCinemachineなどゲーム作りに役立つ様々なライブラリを組み合わせたサンプルシーンを試すことができます。
assetstore.unity.com
assetstore.unity.com
UnityのStarterAssetsを開くとモデルが紫色になる問題
以下のようにStarterAssetsをインポートしてサンプルシーンを開くと全てのモデルが紫色になる場合があります。
原因はプロジェクトをビルトインシェーダのテンプレートで生成していることの可能性があります。
StarterAssetsのサンプルシーンはURP(ユニバーサルレンダーパイプライン)での利用を前提に構成されています。
対処方法
プロジェクト設定をURPに変更するかマテリアル設定をビルトインシェーダのシェーダに差し替えます。
マテリアル設定を変更したい場合の変更手順は以下の通りです。
環境モデルの変更
以下のフォルダにある全てのマテリアルを選択した状態で、Inspectorから[Sharder]を[standard]に変更します。
Assets/StarterAssets/Environment/Art/Materials
人物モデルの変更(ThirdPersonアセットのみ)
以下のフォルダにある全てのマテリアルを選択した状態で、Inspectorから[Sharder]を[standard]に変更します。
Assets/StarterAssets/ThirdPersonController/Character/Materials
これでサンプルシーンが正しく表示されます。