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uvのインストール手順

本日は環境構築枠です。
uvのインストール手順を記録します。

uv

uvはRustで書かれたPythonパッケージマネージャーです。
従来のpipやvenvに比べて高速かつ再現性が高く代替として注目されています。
github.com

uvのインストール手順

本記事ではWindows環境でのインストール手順を記述します。
公式のps1スクリプトインストーラが公開されており、PowerShellからインストールを実行可能です。
https://astral.sh/uv/install.ps1

Windowsメニューから[WindowsPowerShell]を起動します。

以下のコマンドをPowerShellから実行するとインストーラをダウンロードして実行できます。

powershell -ExecutionPolicy ByPass -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex"

実行しているコマンドの詳細は以下の通りです。

コマンド 解説
powershell PowerShellを起動するコマンド
-ExecutionPolicy ByPass スクリプト実行ポリシーを「ByPass(一時的に無視)」にする
-c -Command の短縮形で、続く文字列をコマンドとして実行する
irm Invoke-RestMethodの別名でWeb経由でファイルにアクセスしてPowerShellのオブジェクトとして受け取る
https://astral.sh/uv/install.ps1 インストーラのURL
iex Invoke-Expressionの別名で取得した文字列をその場で実行する

コマンドを実行するとuv.exeがダウンロードされ、更にパスの設定が行われます。
これでインストールは完了です。

インストール確認

PowerShellを再起動して以下のバージョン確認のコマンドを実行します。
インストール中のuvのバージョンが表示されればインストールできています。

uv --version