本日は環境構築枠です。
Windows環境でmakeコマンドを利用するための環境構築手順を記事にします。
インストールの実行
以下の公式サイトを開きます。
gnuwin32.sourceforge.net
[Complete package, except sources]の[SetUp]リンクをクリックしてインストーラをダウンロードします。
ダウンロードした make-3.81.exe を実行します。
インストーラが起動するので[Next]をクリックします。
ライセンス条項が表示されます。
[I accept the agreement]を選択して[Next]をクリックします。
インストールディレクトリを指定します。
環境変数でパスを通す場合は、ファイルパスを控えておきます。
[Next]をクリックします。
インストールするコンポーネントを選択します。
本体とドキュメントの両方をインストールするなら[Full installation]のまま[Next]をクリックします。
スタートメニューの設定を行います。
スタートメニューを作りたくない場合は[Don't create a Start Menu folder]をチェックします。
[Next]をクリックします。
その他オプション設定を行います。
[Crate document shortcuts in Start Menu folder]はスタートメニューにドキュメントのショートカットが追加されます。
[Download Sources]はソースコードのダウンロードを行います。
特に指定なければ、そのまま[Next]をクリックします。
インストールの確認画面が表示されます。
[Install]をクリックするとインストールが開始します。
これでインストールは完了です。
環境変数の設定
コマンドプロンプトやPowerShellからmakeコマンドを利用する場合は環境変数を設定しておくと便利です。
プログラムの検索から[コントロールパネル]を検索して実行します。
コントロールパネルが開くので[システムとセキュリティ]をクリックします。
次に[システム]を開きます。
システム情報が表示されるので、一覧から[システムの詳細設定]をクリックします。
[システムのプロパティ]ダイアログが開くので[詳細設定]タブを開き、[環境変数]ボタンをクリックします。
[環境変数]ダイアログが開くので、[Path]変数を選択して[編集]ボタンをクリックします。
[環境変数名の編集]ダイアログが開きます。
[新規]ボタンをクリックして、先ほど控えたmakeをインストールしたファイルパスのbinディレクトリを指定します。
例:C:\Program Files (x86)\GnuWin32\bin
入力したらダイアログの[OK]ボタンをクリックして全てのダイアログを閉じます。
makeコマンドの実行
環境変数を設定後、コマンドプロンプトまたはPowerShellを起動すると、make コマンドが利用できます。