本日はVisualStudioCodeの小ネタ枠です。
VSCodeのGitHubCopilotでBlender MCPを使ってモデルの原点修正を行ってみたので結果を記事にします。
VSCodeのGitHubCopilotにBlenderを操作させる
VSCodeのGitHubCopilotにBlender MCPを導入してBlenderを操作させる環境構築の詳細は以下の記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com
モデルの原点修正を行う
テストモデルとして以下のようなオブジェクトの原点座標とMeshの存在箇所がズレたモデルデータを用意しました。
Cubeオブジェクトの原点座標は(0,0,6)にあり、MeshはCubeオブジェクトのメッシュを形状を崩さずに(2,2,-2)に移動しています。
この状態でVSCodeのGitHubCopilotとBlenderをMCP Serverを起動して接続します。
チャットに「シーン亜衣のMeshオブジェクトの原点とメッシュを原点位置(0,0,0)に合わせてください」と依頼してみました。
結果以下の処理を行ってくれました。
1.Cubeオブジェクトの原点をメッシュの中心に移動する
2.オブジェクトの原点座標をシーンの原点(0,0,0)に移動する
こちらの意図を読み取り、オブジェクトの原点を移動するだけでなくメッシュの中心も考慮して編集を行ってくれました。
簡易なモデルであればBlender MCPで原点座標の修正作業ができました。