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Unity AIのドキュメントを読む その66(モデルのプロファイルを作成する)

本日はUnityの技術調査枠です。
Unity AIのドキュメントを読みながら実際に操作を試して記事に残します。

Unity AI

以下のUnity AIのドキュメントを試しながら実行時のキャプチャをしていきます。
docs.unity3d.com

モデルのプロファイルを作成する

モデルのパフォーマンスは以下の要因に依存します。

  • モデルの複雑さ
  • モデルがConvやMatMulなどのパフォーマンスに負荷のかかる演算子を使用しているかどうか
  • モデルを実行するプラットフォームの機能(CPUメモリ、GPUメモリ、コア数など)
  • テンソルにアクセスしたときに推論エンジンがデータをCPUメモリにダウンロードするかどうか

プロファイラーウィンドウでモデルをプロファイリングする

モデル実行時にパフォーマンス情報を取得するには以下を使用できます。

  • プロファイラーウィンドウ
  • サードパーティ製グラフィックデバッガー(RenderDoc)

プロファイラーウィンドウでは各推論エンジンレイヤーが「モジュール詳細」パネルのドロップダウン項目として表示されます。
レイヤーを開くとそのレイヤーの実装の詳細なタイムラインが表示されます。

レイヤーにダウンロードやアップロードを含むメソッドが実装されている場合、推論エンジンはCPUまたはGPUとの間でデータを転送します。
これによりモデルの速度が低下する可能性があります。