本日はホロ恋子モデルの作成枠です。
リグへのウェイト付けを実施していきます。
今回は作業を簡略化するため、自動ウェイトの機能を利用してみます。
ウェイト付けの事前準備に、アーマチュアの関連付けを実施しておきます。
関連付けるオブジェクトを全て全て選択し、最後にアーマチュアオブジェクトを選択した状態にします。
Ctrl+Pキーまたは「オブジェクト」→「親」から「アーマチュア変形」を実行します。
するとオブジェクトの親子関係の関連付けと、各オブジェクトへのアーマチュアモディファイアの追加が行われます。
このときの注意点として、アーマチュアモディファイアは各オブジェクトの一番最後に追加されます。
細分割曲面モディファイアと辺分離モディファイアのところでも説明しましたが、モディファイアは上から順に適用されます。
メッシュの加工は変形後に行いたいため、アーマチュアモディファイアはこれらの上部に配置しておきます。
次に、自動ウェイトである程度オブジェクトのウェイト付けを実施していきます。
しかし全てのオブジェクトとボーンに対して一括で自動ウェイトを実施すると、意図しないウェイト付けが多発します。
特に今回は、HMDオブジェクトについては管理するボーンを完全に切り分けたいところです。
よって、今回はボーン毎の自動ウェイトを実施します。
HMDオブジェクトで試してみます。
最初に「ポーズモード」でウェイト付けを行いたいボーンを選択します。
その状態で、ウェイト付けを行いたいオブジェクトを選択し、「ウェイトペイントモード」に入ります。
メニューから ウェイト → ボーンから自動割り当て を実行します。
こんな感じで自動で目的のオブジェクトとボーンにのみ、ウェイト付けされました。
しかし、あまり意図したウェイト付けにはなっていなかったので、結局は手動で設定することになりました。
もしかしたら、もうちょっと上手い利用方法があるのかもしれません。