MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

TextMeshProで文字列がはみ出した部分を改行したり[...]に置換したり別のTextに肩代わりさせる

本日は TextMeshPro の小ネタ枠です。
TextMeshProで文字列がはみ出した部分を改行したり[...]に置換したり別のTextに肩代わりさせる方法を記事にします。

TextMeshPro

MRTK ではテキストを表示するプレハブで TextMeshPro コンポーネントが利用されています。

デフォルトでは表示範囲より長い文字列が入力された場合、折り返して表示されます。

折り返しのON/OFF

文字列の折り返しを切り替える場合は[Wrapping]項目を変更します。

Enabled

文字列の折り返しを行います。

Enabled

文字列の折り返しを行いません。

はみ出し部分の処理方法

更に表示範囲からはみ出した文字列の処理方法を[Overflow]項目で変更できます。

Overflow

そのまま表示範囲をはみ出して表示されます。

Ellipsis

はみ出す部分を[...]の文字に置換して表示します。

Truncate

表示範囲で表示可能な行数まで表示します。

Page

表示範囲を超える行がある場合、ページの設定が追加されます。
ページ数を指定するとそのページの文字列が表示されます。


Linked

表示範囲を超えた部分を別の TextMeshPro コンポーネントに表示させます。

そのほか

その他、[Overflow]には[Masking][Scroll Rect]項目がありますが、こちらは試しても調べてみても効果が不明でした。効果が分かり次第、追記します。