MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

Blenderでモンスター型のキャラクターモデルを作成する その1(三面図の作成とモデリング手法)

本日はモンスター型モデルの作成枠です。
「デジタルなモンスターと友達になるHoloLensアプリを作成する」目標を達成するべく次はモンスター型のキャラクターモデルの作成に着手します。
作成キャラクターはプロフィールでも利用している「ホロモン」のモデルを更にアレンジしつつ造形していきます。

三面図の作成

早速、三面図を作成しました。
f:id:bluebirdofoz:20190617093245j:plain

モンスター型のモデルではありますが、リギングやアニメーション作成の共通化を目指すため、ヒューマノイドリグが利用できる二足歩行の骨格のキャラクターとしてポーズを作成しました。
手足の比率などは実際の人型と大きく異なりますので、どこまで共通化可能か今回のモデルで検証を試みます。

スカルプトモデリングの利用

今回のモデリングにはこれまでの頂点操作のモデリングではなく「スカルプト」を利用することにしました。
スカルプトは粘土を練るようにモデルを形成していくモデリング手法で、有機的なモデルのモデリングに適しています。
一方で頂点数が増加し、メッシュのトポロジーも整っていないため、後からのリトポロジーが必要になります。
bluebirdofoz.hatenablog.com

今回はスカルプトのブラシの[Dyntopo]設定を[固定細部サイズ]の[解像度:200.00]に設定することで、一定の解像度のスカルプトモデルを作成する事にしました。
f:id:bluebirdofoz:20190617093405j:plain

今回、この設定でスカルプトを行った結果、身長1メートルほどのモデルで凡そ 100 万ポリゴンのモデルとなりました。
勿論そのままではHoloLensに搭載できないのでモデルの最適化を検討していく必要があります。
f:id:bluebirdofoz:20190617093451j:plain

次はスカルプトによる造形です。
bluebirdofoz.hatenablog.com