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MacOSのUnityでARKitを使ったiOSアプリをビルドする その5(iPadでの署名の検証とアプリの起動)

本日は iOS アプリの調査枠です。
MacOSのUnityでARKitを使ったiOSアプリをビルドする手順を記事にします。

今回は iPad での署名の検証とアプリの起動です。
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前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com

アプリのインストール確認

Xcodeからアプリがインストールされると、ホーム画面にアプリが追加されます。
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アプリアイコンをタップすると、署名の検証を要求するダイアログが表示されます。
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署名の信頼

自作アプリを iPad で利用する際は、アプリの作成者の署名を信頼する必要があります。
[設定]を開きます。
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[一般]タブを開きます。
アプリをインストールすると、[デバイス管理]の項目が追加されているので開きます。
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[デバイス管理]の一覧を開くと、インストールしたアプリの署名が確認できます。
署名をタップして選択します。
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署名の検証ページが開きます。
[署名を信頼]をタップすると、ダイアログが開くので[信頼]をタップします。
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インターネットの接続

署名の検証を行う際はインターネットに接続している必要があります。
インターネット接続がない状態で署名の検証を行うと、以下のダイアログが表示されます。
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[Wi-Fi]タブからインターネットに接続可能な Wifi に接続します。
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署名の検証

インターネット接続が行える場合は、以下のダイアログが表示されます。
[検証]をタップすると、署名の検証が行われます。
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検証が完了すると、信頼の設定が完了します。
これで信頼した署名を持つアプリを起動できるようになります。
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アプリの起動

ホーム画面に戻り、アプリを起動します。
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カメラのアクセス許可の確認ダイアログが表示されます。
[OK]をタップします。
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アプリが起動すると、1m先の位置に Cube オブジェクトが表示されます。
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iPad を持ったまま、Cube の周りを歩き回ってみます。
現実空間の位置に Cube オブジェクトが留まり続けることを確認します。
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