BlenderでミラーモディファイアをUVマップにも適用する

本日は Blender の小ネタ枠です。
BlenderでミラーモディファイアをUVマップにも適用する方法についてです。

ミラーモディファイアを設定したメッシュのUVマップ

デフォルトではミラーモディファイアを設定したオブジェクトで展開したUVマップは左右のメッシュのUVマップが重なり合うような形になります。

以下の画像では左右のUVマップが重なっているため、顔の左右でテクスチャが反転した形で表示されていることが分かります。

ミラーモディファイアをUVマップにも適用する

メッシュのUVマップにもミラーを設定するには[モディファイアープロパティ]タブを開きます。
[ミラー]モディファイアの[データ -> ミラーU]にチェックを入れるとUVマップが左右でミラーされます。

ミラーされたUVマップを確認したい場合は[UVエディター]のメニューから[オーバーレイ]のプルダウンを開き、[変形後の辺]にチェックを入れます。
これでモディファイアを反映した後のUVマップが確認できます。

モディファイアを適用したUVマップの出力

そのまま[UV配置をエクスポート]を使ってUVマップを出力すると、モディファイアが反映されない点に注意が必要です。

モディファイアを反映した後のUVマップをエクスポートしたい場合は出力時のダイアログで[モディファイア]にチェックを入れてエクスポートする必要があります。