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Unityプロジェクトにユニティちゃんをインポートする

本日はユニティちゃんの利用手順です。
Unity プロジェクトにユニティちゃんを取り込んで動かすまでを記事にします。

ユニティちゃん

ユニティちゃんは Unity Technologies Japan が公開しているオリジナルキャラクターです。
キャラクターの3Dモデルなど様々なアセットが公開されており、それらは利用規約に則れば有償・無償を問わず誰でも使用できます。
unity-chan.com

前提条件

2023/8/2現在、ユニティちゃんで利用している Unity Toon Shader はバージョン 0.9.0-preview が最新です。
これは Unity 2020.3.45、2021.3.19 から 2022.2 で動作し、2021.1、2021.2、および 2022.1 をサポートしていない点に注意してください。

ユニティちゃんの3Dモデルをダウンロードする

以下の公式ページ右上の[Data Download]ボタンをクリックします。
unity-chan.com

ユニティちゃんを利用する際のライセンス条項が表示されます。
内容を確認して[データをダウロードする]ボタンをクリックします。

「ユニティちゃん 3Dモデルデータ」の[Download]ボタンをクリックします。
UnityChan_vX.X.X.unitypackage がダウロードされます。

Unityプロジェクトへのインポート

ユニティちゃんを取り込む Unity プロジェクトを作成します。
作成の際はテンプレートタイプで[3D]を選択します。

Unity Toon Shaderのインポート

v1.4.0 以降のユニティちゃんモデルは Unity Toon Shader を利用しているので事前にインポートする必要があります。
メニューから[Window -> Package Manager]を開きます。

Package Managerウィンドウが開いたら[+]ボタンから[Add package from git URL...]を選択します。

パッケージ名の入力欄に[com.unity.toonshader]を入力して[add]を実行します。

これで Unity Toon Shader のインポートは完了です。

ユニティちゃん3Dモデルのインポート

ダウンロードした unitypackage ファイルを Unity プロジェクトにドラッグして[Import]します。

ユニティちゃん3Dモデルの関連アセットが Assets フォルダの UnityChan フォルダ配下に追加されます。

サンプルシーンを試す

ユニティちゃんモデルを利用したサンプルシーンが以下のフォルダに含まれています。

Assets/UnityChan/Scenes

試しに ARPoseTest.unity をダブルクリックで開きます。

[再生]ボタンをクリックしてシーンを再生すると、Game 画面に切り替わり UI が表示されます。

画面左側の[Face Update]ボタンをクリックするとユニティちゃんの表情変化を実行できます。

右側の[Change Motion]ボタンをクリックするとユニティちゃんの様々なアクションを実行できます。