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Blender 2.8でモデリングする その10(レンズ部分の作成)

本日は Blender 2.8 の練習枠です。
本記事ではメガネに半透明なレンズを追加するため、レンズ部分に面を作成します。
前回記事の続きです。
bluebirdofoz.hatenablog.com
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レンズメッシュを作成する

レンズのメッシュは厚みを持たせないようにするために、別のメッシュとオブジェクトして追加します。
ここではその5からその7までで学んだ技術を再び活用します。

まず、基礎となる平面メッシュを作成します。
オブジェクトの追加は[オブジェクトモード]で行います。
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3Dカーソルが原点(X:0,Y:0,Z:0)にあることを確認し、新しい平面メッシュを作成します。
[3Dビュー]の[ヘッダー]から[追加]を開き、[メッシュ] -> [平面]を選択します。
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すると[アウトライナー]ウィンドウに新たに[Plane.001]という名前のメッシュが生成されました。
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[Plane]の名前が被ってしまっているので、それぞれのメッシュに適切な名前を設定します。
[アウトライナー]のオブジェクト名をダブルクリックする事で、オブジェクト名を変更できます。
フレームのメッシュオブジェクトは[Frame]、レンズのメッシュオブジェクトを[Lens]と名付けました。
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レンズメッシュを編集する

メガネのフレームを作成したときと同様に、基本操作とミラーモディファイアの設定を利用してレンズの輪郭を作成します。
その5からその7までの手順を利用することで作成できます。
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輪郭を作成したら、右下の側面視点を見ながら、フレームのレンズ部分にメッシュを合わせ込みます。
レンズのメッシュはソリッド化モディファイアや細分割曲面モディファイアを設定せず、平面のままにしておきます。
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これでレンズ部分のモデリングは完了です。
次回はマテリアルを設定し、メガネに着色を行います。
bluebirdofoz.hatenablog.com